富士通様 人事部門へのAI研修 導入事例

人事部門に、6回の伴走型AI研修と、
20名向けの通常AI研修を1回、実施。

富士通AI勉強会の様子

抵抗感の平均は、
半分近くまで下がった。

AIへの抵抗感(14名・10段階/低いほど良い)

研修前 4.1
研修後 2.4
−43%
研修前 4.1
研修後 2.4

抵抗感が高かった10名は、全員が低下。
悪化した人は、ゼロ

研修事前事後アンケート 14名分(10段階スコア)/平均 4.14 → 2.36(−43%)

富士通本社にて、松村さんと

「AIって怖がるものじゃなくて、楽しいもの。」

松村 洋平/富士通株式会社・シニアディレクター

富士通本社にて、阪口さんと

「人から聞いて、初めて腑に落ちた。
生の声を聞けるのは、本当に大きい。」

阪口 奈央/富士通株式会社・Talent Acquisition Division

14名全員が、
「すすめたい」と答えた。

9.57

すすめたい度(14名平均)
同僚・友人にすすめたいか

0

すすめないと
答えた人

「この勉強会を同僚や友人にすすめたいですか」への回答14名の平均評価は9.57(Google Forms)。すすめないと答えた人は0名、最高評価をつけた人が3名だった。

研修のあと、参加者が自分の判断で
Claude Code を有償契約した。

事後アンケートの自由記述に「早速Claude Code課金してプロプランで使い始めました」との回答が寄せられた。会社の指示ではなく、本人の判断による契約だった。

Interview

「研修」ではなく、
「伴走」だった。

生成AIに対して「何ができるのかわからない」という状態から、実際に業務で使い続ける状態へ。その変化がどう生まれたのかを、研修に関わった松村洋平さん、阪口奈央さんに聞きました。

松村 洋平富士通株式会社・シニアディレクター 阪口 奈央富士通株式会社・Talent Acquisition Division
富士通本社での松村さんとの対話
当初の出会いを振り返るところから、インタビューは始まった。

「やっている人の投稿だ」と感じたことが、最初のきっかけ

最初にお聞きしたいのですが、当時を振り返って、なぜ僕に連絡してくださったのでしょうか。

松村 洋平

AIを使わなきゃいけないという課題感は、大前提としてありました。採用の業務の中で、どうAIを入れていけばいいのか、きっかけをどう作ればいいのかを悩んでいました。

いろいろな投稿やニュースを見る中で、AIについて綺麗ごとを言っているように感じるものも多く、あまりピンと来ていませんでした。

その中で川島さんのLinkedIn投稿を見た時に、「やっている人の投稿だな」と感じたんです。実際に使っているからこそのTipsが、採用側の業務にも刺さりやすく、地に足がついている感じがしました。そこに興味を持って、声をかけました。

「ChatGPTを聞いたことがある」状態から、AIとの向き合い方が変わった

阪口さんは、最初のヒアリングシートで「AIで何ができるのか想像ができない」と書かれていました。研修から時間が経って、今はどう変わりましたか。

阪口 奈央

変わったと思います。研修前は、ChatGPTを聞いたことがあるくらいの感覚でした。遊びで少し使うけれど、という程度の使い方でした(笑)。

でも、AIでできることは本当にたくさんあると気づきました。AIは1回のやりとりで全部返してくれるものだと思っていたのですが、そうではなくて、育てていくものだというマインドが芽生えました

AIを使うだけではなく、どう向き合うかまで学べたと思っています。

研修ではなく「伴走」だった

松村さんは以前、「あれはコンサルだった」と言ってくださったことがありました。どういう意味でそう感じたのでしょうか。

松村 洋平

コンサルという言葉よりも、今回の取り組みは「伴走」という表現の方が近いと思います。表面的にAIを教えるのではなく、本質的な課題に向き合ってくれた上でAIを教えてくれた。研修をするというより、我々の課題を一緒に探してクリアしていき、ステップアップが加速していく感じでした。

別の表現をするならば、コンサルではなく伴走だと思います。同じ目線で、同じ歩調で、ただ半歩前、一歩前の進み方を見せてくれる。最初からあるプランを当てはめるのではなく、我々の状況をしっかり把握してくれた上で設計してくれた。

阪口さんから見ても、伴走という表現は近いですか。

阪口 奈央

伴走してもらった感覚があります。寄り添ってもらいました。私たちの目線に合わせてくれるけれど、合わせすぎるのではなく半歩先を見せてくれ、ちゃんと視座をくれる。そこが大きかったです。

動画教材では届かなかった理由

世の中には動画教材やセミナーもたくさんあります。今回のやり方は、何が違ったのでしょうか。

松村 洋平

一番違うのはスタンスだと思います。セミナーや動画教材は、どうしても「教える側」の立場から話すものが多い。こちらからすると、そこまで寄ってくれている感覚がないんです。

川島さんは、まずこちら側の立場に立って、我々を理解するところから入ってくれました。提供するというより、一緒に進むという視点だった。そこが決定的に違いました。

だから、採用メンバーの中にもPerplexityの有償版を契約した人や、Claudeを試し始めた人が出てきました。「やってみよう」と思えたのは、そのスタンスがあったからだと思います。

阪口 奈央

用意された汎用的な内容だと、自分たちの身になりにくい。でも今回は、自分たちの環境や知識レベルに合わせて設計してくれました。

私たちは「AIを使わなきゃいけないんだろうな。でも何からすればいいかわからない」という状態でした。そこに、伴走型のやり方がすごくはまった感覚があります。

川島と松村さん・阪口さんの対話の様子

AIで「できる」が一瞬で見えた瞬間

マクロをAIで作る場面がありましたよね。あの時、AIでここまでできると分かった瞬間は、どんな感覚でしたか。

阪口 奈央

1年目の時に、上司がマクロ勉強会を開いてくれたことがありました。テキストまで買ってくれて、自分でも当時の業務に合わせて組んでみたんです。ただ、時間がかかった記憶があって、それ以来、マクロを組もうという頭になったことがありませんでした。

それがAIだと、一瞬でできる。しかも、ちゃんと動く。そこにシンプルに感動しました。

正直、「こんなにすぐできるならラッキーじゃん」みたいな感覚でした。複雑な気持ちは全くなく、ありがたいという気持ちの方が大きかったです。

なぜ7回も続いたのか

研修前の打ち合わせや自主練習のような時間も含めると、かなりの回数お時間をいただきました。お忙しい中で、それでも続けてくださった一番の理由は何だったのでしょうか。

松村 洋平

一番大きかったのは、当時の採用業務に対する課題感です。採用業務も変化していく必要があるのではないか、AIのようなテクノロジーを取り入れることで、より良くできるのではないか、という感覚がありました。

それは自分のためであり、チームのため。だから阪口も巻き込んで、他のメンバーにも参加してもらいました。

もう一つは、単純に楽しかったことです。新しいことが好きというのもありますが、行くたびに川島さんが何かしら刺激をくれる。それが楽しかった。

そして、川島さんの熱意がすごかったことも大きいです。普通なら「これで研修をやるので」となるところを、何度も向き合ってくれた。我々としては嬉しかったし、ありがたかったです。むしろ続けさせてもらったという感覚に近いです。

AIで並行して仕事を進めるように

研修後、AIは実際に業務に定着している感覚がありますか。

阪口 奈央

私は定着していると思っています。チーム全体で見ると、まだかという感覚もありますが、使っている人は確実にいます。

たとえば、資料作成では時間がすごく短くなりました。ベタ打ちのメモを入れると、資料の形にしてくれる。その間に別のことができるのは大きいです。社外情報の調査でも、Copilot、GPT、Claudeなどを併用することで、クオリティも上がった感覚があります。

松村さんはいかがですか。

松村 洋平

仕事が変わったので単純比較はできませんが、今は「資料を作らせておきながら別のことをやる」「調査をさせておいて、こちらはこちらの仕事を進める」という使い方をしています。

自分プラスCopilotという足し算で稼働する意識になっています。体感では、AIを使っている割合は2倍、3倍には増えていると思います。当たり前というか、インフラになっている感覚があります。

今日も、朝からの打ち合わせの資料を作っていなかったことに気づきました。そこでWordのCopilotに2、3分で指示を出して、作っておいてもらう。その10分間で別の仕事を進める。そういう発想にすぐなるようになったのは、だいぶ変わったところです。

スクリーンを見ながら振り返る対話

AIがなければ、業務がパンクしていたかもしれない

最初のヒアリングでは、「人にしかできない仕事に時間を使いたい」という話もありました。そこは実現しつつありますか。

阪口 奈央

まだ道半ばです。AIがなかったら、普通にパンクしていたと思います。限られた時間やリソースの中で、AIのおかげで何とか持っている感覚があります。まだ道半ばですが、自分の容量の中でうまく回すことはできるようになりました。

高い評価は、研修単発ではなく伴走全体への評価

研修後のアンケートでは、14名全員が「同僚や友人にすすめたい」と答えてくださいました。僕自身は、正直「本当にそうなのか」と思っていました。松村さんはこの評価をどう見ていますか。

松村 洋平

大きな違和感はありません。あの評価は、研修1回だけへの評価ではないと思っています。

我々は研修前にも6回、7回と関わってもらいましたし、メンバーも川島さんのことをある程度知った上で研修に参加していました。そういう行動全体を含めての満足度だと思います。

音声入力に可能性を感じた人もいれば、いろいろなAIツールの違いに気づいた人もいる。記事を読むだけではわからないところに刺さったのだと思います。改善点はあると思いますが、数字として大きなズレはないと感じています。

阪口さんはどう感じましたか。

阪口 奈央

妥当かなと思います。決められた2時間の中で、全員に全部の内容を満足してもらうのは難しいです。でも、その中でたくさんのエッセンスを詰め込んでもらいました。しかも、知らないという私たちのレベルに合わせてくれた。だから、どれか1つは引っかかっているし、それが残っている人が多いのだと思います。

文字や動画ではなく、人と話すことで解像度が上がった

これからAIを始めようか迷っている人、苦手意識がある人には、どんな声をかけたいですか。

阪口 奈央

私自身、根本的にAIがどういうものなのか分からなかったし、どこから理解すればいいのかも分からない状態でした。

でも、川島さんと具体的に話すことで、文字情報や動画情報だけでは分からないものを知ることができました。そこで解像度がすごく高まったと思います。

よっぽど興味がないと、文字や動画だけで一歩進むのは難しいと思います。なので人から教えてもらう価値といいますか、実際に見せてもらう機会や、人と話す機会を作ることは大事だったのだと思います。

AIが「怖いもの」から「ワクワクできるもの」へ

最後に、この研修を一言で表すと、どんな期間でしたか。

松村 洋平

楽しい期間でした。10年後に振り返った時に、自分の仕事やプライベートにとって分岐点だったと思えるくらい、考え方が変わったと感じています。川島さんにやってもらったことは、本当に良かったと思える確信があります。

楽しくできたことも大きかったです。振り返っても、刺激が多くて、それが自分の成長につながると感じられたからこそ楽しかったのだと思います。

阪口 奈央

私も楽しいという感覚です。AIに対する不安や心配がぼんやりあった状態から、AIを使って自分の仕事や生活を変えられる、ワクワクできるものへと思考をシフトできました。

この研修がきっかけだったと思います。

富士通本社にて 松村さん・川島・阪口さん
研修を終えて。左から松村さん、川島、阪口さん。

よくある質問

富士通での伴走型AI研修の評価は、どのくらいでしたか。

参加者14名の事後アンケートで、「同僚や友人にすすめたいか」への平均評価は9.57(Google Forms)で、すすめないと答えた人は0名でした。AIへの抵抗感は平均4.1から2.4へ43%低下し、悪化した参加者は0名でした。

研修で、AIへの抵抗感はどう変わりましたか。

AIへの抵抗感は10段階評価で平均4.1から2.4へ、43%低下しました。研修前に抵抗感が高かった10名は全員が低下し、悪化した人はゼロでした。

伴走型AI研修とは、普通の研修と何が違うのですか。

生成AIツールの使い方を一方的に教えるのではなく、事前ヒアリングで一社ごとの業務課題と理解度を把握し、研修後も現場で使い続けられる状態までを設計する支援です。詳しくは伴走型AI研修のページで紹介しています。

研修のあと、AIは実際に業務へ定着しましたか。

研修後、参加者が自分の判断で生成AI(Claude Code)を有償プランで契約しました。資料作成の時短など、日々の業務に定着しています。

どのくらいの規模・部門で実施したのですか。助成金は使えますか。

富士通株式会社の人事部門 約20名に対し、6回の伴走型AI研修と、20名向けの通常AI研修を1回実施しました。人材開発支援助成金に対応した設計も可能です(AI研修の助成金料金プラン)。

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